- オンライン面談ってどんな流れで進むの?
- 面談ではどんなことが聞かれるの??
- 事前に準備しておくことはある?
転職エージェントとの面談って、不安じゃないですか?どんなことを聞かれるかわからないし、うまく答えられなかったらどうしよう…って。
でも転職エージェントの面談はあくまで面談。詰められることもないし、うまく答えられなくても大丈夫。
ただ、面談をうまくこなせるかで「良い求人をGETできる確率」が変わってくるので、うまくできるに越したことはありません。
ちなみに、この記事を書いている私はこれまで転職経験3回、今は会員数500万人以上の転職メディアで3年ほど事業企画をしている転職の専門家です。
あらかじめ、面談の内容を知っておくだけで、驚くほどスムーズに面談をこなすことができます。
ということで、この記事では「私の実体験+人材企業で働いてる経験」をもとに、次の内容を順番に解説していきます。
- 面談の流れ+感想
- 面談で聞かれること
- 事前に準備すべきこと
リクルートエージェントのオンライン面談対応状況【2021年 最新】

まず、そもそもですがリクルートエージェントでは「オンライン面談・電話面談に対応済み」です。
リクルートエージェントに登録するときも、下記のような画面になっていて、オンライン面談と電話面談の2つから選択できます。(ちなみにオンライン=Zoom面談のこと)

コロナ禍でも安全に「家にいながら転職活動をスタートできる」ので、安心ですよね。
ちなみに、リクルートだけでなく他の転職エージェントも原則オンライン・電話面談が標準になっています。面談の流れは各社ほぼ同じですが、こちらの記事で詳しく解説してるので参考に。
ということで、次は「実際にリクルートエージェントの電話面談を受けてみた感想」を詳しく解説してきます。
【体験談】電話面談を受けてみた感想

リクルートエージェントでの面談は、下記の流れで進みます。
- 転職理由の確認
- 職務経歴の確認
- 希望条件の確認
- 登録情報の確認
なお、所要時間はだいたい「1時間くらい」です。
順番に説明していきますね。
転職理由の確認
まず、最初に聞かれるのは「転職理由」です。
ただ、面接のように「転職理由を教えて下さい」と事務的に聞かれるわけではなく、「転職したいと思ったきっかけはなんですかー?」とラフに聞かれることがほとんどです。

これに対しては、本音を気軽に話してOKです。
むしろ、カッコつけた理由や、建前を話すほうがNGだったりします。なぜなら「自分にあった求人を紹介されにくくなるから」です。
例えば、本当は「残業が嫌」で辞めたいのに、新規事業に携わりたいので!みたいなカッコつけた理由を言うと、残業少なめの求人が回ってくる確率は低くなってしまいます。
おそらく、多くの人の(本音の)転職理由はこんな感じだと思います。
- なんか仕事が物足りない
- 会社に将来性がない
- 人間関係がつらい
- 給料が低い
こういうリアルで生々しい転職理由を言ってしまって大丈夫か?と思うかもしれませんが、言ってしまってOKです!むしろ、赤裸々に話してしまうほうが「自分に合った求人」を紹介してもらえます。
上手く言語化できてなくても大丈夫。まずはエージェントに正直に話してみましょう。
ちなみに、転職理由をスムーズに回答できなかったとしても心配しなくて大丈夫。あとからメールで伝え直すこともできるので安心してください。
職務経歴の確認
次は、職務経歴について聞かれます。これまで何をやってきましたか?系の質問ですね。
基本的には職務経歴書に沿って仕事内容を確認していく感じです。少し面接っぽい感じにはなりますが、答えに詰まってしまっても問題ありません!
合否があるものではないので、淡々と事実を伝えていけばOKです。
それから、過去にも転職してる場合は、転職理由を聞かれたりします。「なんでこのとき転職したんですかー?」というような感じで。これも、正直に答えればOKです。
例えば、カッコつけて「スキルアップのために転職しました!」といってしまったら、自分が望んでないイケイケの会社ばかり紹介されてしまう恐れもあるので要注意です。

面談の目的は、自分に合った求人を紹介してもらうことです。
自分に合った求人をGETするためにも、等身大の自分で受け答えしていくことが大事ですよ!あくまで目的は「良い求人をGETすること」です。
希望条件の確認
次は「転職先に求める希望条件」の確認です。次のようなことを聞かれます。
- 希望の業界
- 希望の仕事内容
- 希望の年収
この回答によって、紹介してもらえる求人の内容が大きく変わるので、希望は「必ず」正直に伝えましょう!
特に、年収や残業、福利厚生など要望は全部伝えることが大事です。こんなに贅沢言って大丈夫かな?と心配になるかもしれませんが、エージェントとしてもそういった条件がある方が求人を探しやすいです。

怖がらずに、全部言っちゃうことが大事です!!
もし、面談の時点で詳細まで決まってなくても大丈夫。そのときは「まだちょっと迷ってます」と伝えれば、広めの条件で探してくれますよ!
そして、面談後に条件を変えても大丈夫です。その場合は、エージェントに後日連絡すればOK。
ちなみに「ホワイト企業」に転職したい場合にエージェントに伝えるべき条件を次の記事でまとめています。「もう、ブラック企業で働きたくない」という人はぜひチェックしてみてください。
登録情報の確認
最後は、登録してる個人情報に間違いがないか確認されます。
履歴書(キャリアシート)に登録した氏名、生年月日、住所などの基本的な個人情報をチェックしていきます。事務的な確認になるので、淡々とこなせばOKです。
もろもろの確認が終わったら、最後に「あとで求人いっぱい送るから確認してね!」という旨が伝えられて面談は終了です!
面談までに準備しておくべき3つのこと

繰り返しですが、エージェントと面談をする目的は「自分に合った求人を紹介してもらう」ため。
自分にマッチした求人を紹介してもらうためにも、次の「3つの準備」をしておきましょう。
- 職務経歴書を提出する
- 転職理由を考えておく
- 希望業界・職種を考えておく
職務経歴書を提出する
ぶっちゃけめんどくさいと思いますが、これは「超重要」です!
過去の経歴や自分の強みを記載した職務経歴書を提出しておくことで「経歴に合った求人」を紹介してもらいやすくなります。
ただ、提出する職務経歴書は完成版じゃなくても大丈夫。面談の時点では、過去の経歴がわかれば十分ですので、安心してください。
でも、ほとんどの人は職務経歴書なんて作ったことないですよね。そもそも、どんなフォーマットで、何を書けばいいんだろうって感じだと思います。
そんな人向けに、こちらで職務経歴書の簡単な作り方を解説しています。ツールを使って、スマホで作成できるので、初心者にはオススメのやり方です!
転職理由を考えておく
エージェントとの面談では、カッコつけた転職理由は必要ありません。
こんな感じに箇条書きで良いので「本音の転職理由」をまとめておきましょう。
- 給料が安すぎる
- 残業がつかない
- 仕事がつまらない
- 仕事の将来性がない
- 人間関係がストレス
そもそも、転職理由は「ネガティブ」なことがほとんどです。その「嫌な現実」を変えるために転職をするはずですから。
ということで、カッコつけた転職理由は面接の時までとっておきましょう!今はまだ必要ありません。
希望業界・職種を考えておく
希望の業界・職種を具体的に伝えられるほど「自分にあった求人」を紹介してもらいやすくなります。
ただ、そこまで明確に決まってなくても大丈夫。むしろ、明確になっていない人のほうが多いですから。
そこで、オススメなのが「この業界・職種は嫌です」っていう伝え方です。
行きたい業界、やりたい仕事は見つからなくても「興味がない業界」「やりたくない仕事」はあるはず。まずは、嫌なものだけでも伝えておきましょう。
そうすることで「嫌いな仕事の求人を紹介されるリスク」を下げることができますよ。
それから、年収アップを狙っている人へ朗報です。世の中には「年収が高い業界・職種」というのが存在するので、そこを狙えば比較的簡単に年収アップできます。
年収アップしたい人は、こちらの記事に業界・職種別の年収ランキングがあるので、どの業界・職種が高年収かあらかじめチェックしておくのがオススメです。
ということで、リクルートエージェントのオンライン面談の対応状況と面談のアドバイスについて解説してきました。
転職エージェントとの面談がはじめての人は、面接と同じように緊張してしまうかもしれません。でも、エージェントはあなたの味方。正直にいろいろ相談して大丈夫です。
(エージェントとしては内定してもらわないと商売にならないので、必ず味方になってくれます)
もしリクルートエージェントの登録がまだの人は、こちらに登録方法もまとめているので参考にしてみてください。なんだかんだ「業界最大手」なので、迷っているならまずここに登録するのが正解です。
5分くらいでサクッと登録できます。