- 転職活動ってどんな流れで進んでいくの?
- どんな転職サービスを使えばうまくいく?
- 良い求人を見つけるコツは??
はじめての転職活動だと、何から手を付けていいか迷いますよね!
でも、やみくもに転職活動を始めた多くの人が途中で挫折して失敗しています。なぜなら、転職活動を成功させるには戦略が重要だからです。
ちゃんと戦略を持って転職活動を進めていくためにも、転職活動の全体の流れを知っておくことが大切ですよ!
この記事を書いている私はこれまで転職経験3回、今は会員数500万人以上の転職メディアに3年ほど勤めています。

この記事では、転職活動の全体の流れと始め方を詳しく解説していくよ!
人材業界で転職に向き合ってきた経験だけでなく、ビジネス書グランプリ2021の 自己啓発部門で1位になった『科学的な適職』も参考にしながら、転職活動の全体像を解説していきます。
転職活動の全体の流れ 10STEP

転職活動の流れは、全部で次の10STEPです。
特に大事なのは、STEP1〜4の準備段階です。
ここの準備をどれだけやるかで、成功するかが決まります。準備の方法はこのあと解説しますね!
- STEP 1転職のイメージを変える
- STEP 2求人を眺める
- STEP 3職務経歴書をざっくり作る
- STEP 4転職サービスに登録する
- STEP 5求人を探す
- STEP 6応募する
- STEP 7面接する
- STEP 8内定
- STEP 9引き継ぎ・有給消化
- STEP 10退職・入社
転職準備の4STEP

何事も準備が大事。
いきなり転職サイトになんか登録したらいけません!
まずは4つのSTEPに従って、しっかり準備しましょう。
転職のイメージを変える
好きなことで、生きていく
かつてYouTuberたちがこんなコピーで動画を作ってましたね。
でも、科学的には好きを仕事にするのは理にかなってないそうです。
次の仕事を考える時に、好きなことや得意なことをイメージしがち。
でも、実はもっと違ったやり方のほうが良かったりします。あとは、給料の多さや仕事の楽さで選んではダメとか。
まとめるとこんな感じです。
- 辛い仕事を我慢して続けても幸せにはなれない
- 「好き」を仕事にしてはいけない
- 性格診断テスト、適性テストを信じてはいけない
- 自分は「攻撃型」か「防御型」を把握して事に当たるべし
- 嫌いなこと、苦手なことを排除せよ
- 自分を客観視してバイアスを取り除け
- 「良いキャリア」に偶然は欠かせない
さらに、仕事の選び方ではこんな注意もあります。
次の7つはやってはいけません!
- 好きを仕事にする
- 給料の多さで選ぶ
- 業界や職種で選ぶ
- 仕事の楽さで選ぶ
- 性格テストで選ぶ
- 直感で選ぶ
- 適性に合った仕事を求める
今までの常識が崩れると思います。
いろんな転職サイトで適性分析みたいなのがありますが、あれはそんなに当てにしちゃダメってこと。
こちらも参考に。
と、こんな感じで頭をリセットしてから、転職活動をスタートしていきましょう!
求人を眺める
次は、転職サイトを使ってどんな求人があるのかを眺めてみましょう。
目的は、仕事の選択肢を増やすためです。
まだ転職サイトには登録しなくてOKです。
ただ、眺めるだけで良いです。
「ふーん、こんな仕事もあるのね」程度でOK!
職務経歴書をざっくり作る
最初のハードルです。
転職活動を進めていくには、必須になる書類です。
けっこうめんどくさいのですが、この段階ではざっくり作っておけばOK!
実際に応募したい求人が決まってきたら、どうせ手直しすることになるので。
作り方は次の2STEP。
- 過去の職務経歴の棚卸しをする
- 職務経歴書に落とし込む
「どんな風に作ればいいかわからん!」って人が多いと思うので、まずは実物を見てください。私が過去に作ったものです。無料でダウンロードできます。
見てもらえれば、なんとなくイメージが付くと思います。それから、職務経歴書を作るときは、楽して作りましょう。
そのためには職務経歴書エディターを使います。Wordで作成する必要はありません!業界最大手のリクルートが無料で提供しているツールです。
使い方はこちらで解説してますので、参考に。
ちなみに、履歴書はあえて作る必要はありません。転職サービスに登録すると、基本は自動で作られるので。
転職サービスに登録する
ほとんどの人が転職サイトに登録するんですが、実は初心者向きではありません。
転職初心者は必ず転職エージェントを使ってください!!!
- 求人数が多い
- 日程調整などを代行してくれる
- 書類・面接の合格率が高い
なんかエージェントとか怖い…って思うかもですが、大丈夫です!
最初に面談がありますが、面接ではないので怖くはありません。
具体的な流れはこちらの記事を参考に。
あと「複数のエージェント・サイトに登録したほうがいいの?」って疑問に思うかもですが、登録するサービスは少ないほうがいいです。
理由はシンプル。管理がめんどくさいからです。働きながらの転職活動は思った以上に時間が足りないので、絞りましょう。
オススメの転職エージェントはコチラで紹介していますので、参考に!
転職活動の4STEP

準備ができたら、求人を探して応募します。その後は面接して、受かれば内定です!
求人を探す
転職エージェントを使う場合は、エージェントが紹介してくれた求人の中から選びます。
オススメしたリクルートエージェントであれば、紹介してもらったもの以外にも自分で検索できます。
なので、応募したい求人がない場合でも、自分の好みに沿って探すことができます。
アプリで探す場合はこんな感じです。


転職サイトを使う場合は、検索条件を入れて地道に検索しましょう!ただ、あまり良い求人は載ってないかもしれません。
あと、個人的にオススメな条件はリモートワーク+フレックスタイムです。
満員電車に疲れてる人は、この条件で探すのを強くオススメします。時間と場所に縛られず働く方法はこちらで解説しています。
応募する
良い求人があったら応募しましょう!
と言いたいところですが、必ず口コミもチェックしましょう。
転職サイトの求人は「広告」です。基本は良いことしか書いてませんので、注意が必要です。
企業の採用HPも同じです。良いことしか書いてません。
でも、良いところだけの会社なんてあるわけないですよね。
入ってから後悔しないように、口コミ読んで悪い面も知りましょう!
応募のやり方は、転職エージェントを使ってるなら応募するボタンを押すだけでOK。
履歴書・職務経歴書に加えて、推薦状を付けて企業に応募してくれます。
転職サイトを使ってる場合や、企業の採用HPから直接応募してる場合は、推薦状がつかないので注意です。
面接する
書類選考を通過したら、面接です。
が、面接で面倒なのが日程調整ですね。
転職エージェントの場合は、エージェントのサイトから都合の良い日程を選ぶだけ。
あとはエージェントの方で調整してくれます。


転職サイトや採用HPから直接応募してる場合は、自分で直接メールで日程調整する必要があります。(この辺めんどくさいのでエージェントをおすすめしてます)
面接の前は、職務経歴書のチェックと企業のリサーチをしっかりやりましょう。リサーチした結果は、ドキュメントに書き起こしましょう。
基本はWeb面接なので、Zoomとかでやります。
なので、画面上にカンペを必ず映すようにしましょう!
内定
無事に面接も突破できたら内定です!
だいたいの企業はその後にオファー面談があります。最終的な給与額などの条件面のすり合わせですね。
もし、納得がいかない場合は給与交渉をする必要があります。エージェントを使ってる場合は、エージェントに相談してください。使ってない場合は、自分でなんとかするしかありません。
「なかなか、面接通らないよー」って人はこちらのアドバイスも参考に!
退職の2STEP

内定・オファー面談もクリアしたら、あとは辞めるだけです。
上司に退職の旨を伝えて、引き継ぎして有給で休みましょう!
引き継ぎ・有給消化
あまり書くことはありませんね。
退職後に連絡が来ないように、しっかり引き継ぎしましょう。
有給が残ってる場合は、しっかり消化しましょう。当然の権利ですから。
ただ、入社までには意外とやることが多いです。
- 年金手帳とかそういった類の準備
- 健康診断を受けたり
- 証明写真とったりとか
事務作業は早めに終わらせて、しっかり休みましょう!
退職・入社
退職したら、すぐ入社です。
どうしても退職交渉が難しい場合は、退職代行を使うのも手です。実は、3万円程度で即日退職可能、なおかつ返金保証付きというサービスを受けられます。
(参考サイト:HR Techガイド)
入社したら、最初の2〜3日くらいは研修なことが多いです。その後は、すぐに現場でOJTというのがよくある流れです。
新しい職場は緊張しますが、すぐ慣れるので大丈夫!
転職をしないほうが良いパターン

これまで転職活動の流れを解説してきましたが、実は転職をしないほうが幸せな場合もあります。
次の5つに当てはまってないか、改めてチェックしてみて下さい!
- 仕事がラク
- 人間関係が良好
- 給料が悪くない
- 成果を出している
- やりたいことが不明確
もし、現状がこの5つの大半に当てはまった場合は、転職に踏み切るのは待ったほうが良いです。
なぜなら、転職したあとも超えなければいけないハードルが5つもあるからです。
より詳細はこちらの記事でも解説しています。
ということで、転職活動の流れと始め方を解説してきました。
ポイントは仕事の探し方とエージェントの活用です。
どうしても好きなこと・やりたいことを重視して仕事を探してしまいがちです。でも、そこは『科学的な適職』を参考にロジカルに考えてみるのをオススメします。
それから、転職エージェントの活用は必須です。
転職活動は思ったよりも時間がかかります。無料でサポートを受けられるので、転職エージェントは活用してみてください。