- 転職エージェントってどこがオススメ?
- 転職エージェントごとの違いは?
- 転職サイトとの併用は必要?
はじめての転職だと転職サイトとの違いや転職エージェントの選び方がわからず困りますよね。。
適当に選びたくなる気持ちもわかりますが、実はどの転職サービスを使うかで「転職の成功率」は大きく変わるんです!
なので、しっかりとそれぞれの転職サービスの特徴を知ったうえで選ぶのが大事です!
この記事を書いている私はこれまで転職経験3回、今は会員数500万人以上の転職メディアの事業企画を3年ほどやっています。過去には複数の転職エージェントの利用経験あり。

この記事では、大手4社の転職エージェントを徹底比較していきます。
人材業界で働いてるプロの目線と、過去の利用経験も踏まえて、失敗しない転職エージェントの選び方を解説していきます!
失敗しない、転職エージェントの選び方

転職エージェントを選ぶときは、次の3つのポイントで比較検討するのがコツです!
- 求人数
- システムの使いやすさ
- 求人検索機能
理由は、この3つのポイントに転職エージェントの特徴が現れるからなんです!
ちなみに、次のような内容は、どの転職エージェントを選んでも、絶対に提供してくれるサービスです。
- 非公開求人の提供
- 日程調整の代行
- 書類添削・面接対策・年収交渉
非公開求人なんかはどのエージェントでも提供してくれるので、大したアピールポイントじゃないんです!なので、この点をアピールしてくるエージェントがいたら要注意ですよ!
次に、求人数・システムの使いやすさ・求人検索機能の3つのポイントの良し悪しを見極めるコツを解説します!
求人数の比較
求人数は多ければ多いほど良いです!たくさんの選択肢から求人を選べるほうが、より良い仕事につける確率が上がるからです。実は、各社ごとに求人数には大きな差があります。
転職エージェントの求人数比較

どうせ無料で使えるので、迷ったら求人数が多いところを選びましょう。
システムの使いやすさ
アプリの有無や、機能の豊富さがポイントです!
実は、システムの使いやすさは転職成功に大きな影響を与えます!システムが使いやすければ転職活動は時短できるので、その分を本当に大事な面接対策や企業研究に当てられるからです。

働きながらの転職活動は時間がないので、この点は本当に重要です!
求人検索機能の有無
ズバリ、求人検索機能があるかがポイントです!
もし興味のない求人ばかりが紹介されてしまっても、この求人検索機能があれば自分で好みの求人を探せます。実はこの機能、すべての転職エージェントにあるわけではありません。
なので、この機能があるかどうかも重要な判断基準になります!
【大手4社】転職エージェントを徹底比較

さて、さきほど紹介した求人数・システムの使いやすさ・求人検索機能の有無という3つのポイントを踏まえて、大手4社の転職エージェントを比較していきます!
まず、こちらの比較表をごらんください!赤字になっているところが注目すべきポイントです。おわかりの通り、イチオシはリクルートエージェントですね!
![]() リクルートエージェント | ![]() doda(エージェント) | ![]() マイナビエージェント | ![]() エン エージェント | |
---|---|---|---|---|
求人数 | 約250,000件〜 | 約70,000件〜 | 約40,000件〜 | 約15,000件〜 |
アプリ有無 | あり | あり | なし | あり |
求人検索機能 | あり | あり | なし | なし |
支援ツール | 職務経歴書エディター | レジュメビルダー | なし | なし |
面接対策 | あり | あり | あり | あり |
書類添削 | あり | あり | あり | あり |
作業代行 | 面接日程調整 年収・退職交渉 | 面接日程調整 年収・退職交渉 | 面接日程調整 年収・退職交渉 | 面接日程調整 年収・退職交渉 |
利用料金 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
特徴 | 業界最大の求人数。 アプリも使いやすい。 迷ったらここ! | 転職サイトと 転職エージェントを 1つのアプリで使える。 | 幅広く求人がある。 | 幅広く求人がある。 |
さらに、詳細な解説をしていきます!
第1位:リクルートエージェント

迷ったらここ!
業界最大手だけあって、求人数も業界No.1と申し分なく、システム(アプリ・ツール)の完成度も高いです。
私も過去に使ったことがありますが、紹介される求人だけでなく、自分でいろんな求人を探せたので、仕事の視野が広がりました!しかも、アプリで転職活動が完結できるので、働きながらでも転職活動を続けられます。
ちまたではエージェントの対応が冷たいなどとも言われますが、私の担当エージェントはとても親身に話を聞いてくださり、丁寧な対応でしたよ!

次に転職するならまた使いたいサービスです!
求人数 | 約45万件と業界No.1の求人数です。 年収700万円以上の求人が約46%と高年収求人が多め。 |
アプリ | 求人の閲覧・検索・応募・日程調整・ エージェントからの連絡確認ができます。 |
検索機能 | アプリとWEBマイページから検索〜応募までできます。 |
支援ツール | 職務経歴書エディターが提供されています。 スマホで職務経歴書が作成できるので、大幅時短できます。 |
第2位:doda(エージェント)

転職サイトと併用する人にオススメです!求人数も多めなので、情報収集にも活用できます。
dodaは転職サイトと転職エージェントの両方が一つにまとまったような特殊なサービスです。そのため、たくさんの求人の中から選ぶことができるのですが、それがサービスを複雑にしてしまっています。。
転職サイトを中心に転職活動をしていきたいならおすすめですね!
求人数 | 2番手だけど、十分な量があります。 |
アプリ | 転職サイトと転職エージェントの機能が一つにまとまってます。 両方併用する人には使いやすいです。 |
検索機能 | アプリとWEBマイページから検索〜応募までできます。 |
支援ツール | レジュメビルダーがありますが、簡易ツールとして捉える方が良いです。 本格的な職務経歴書作成には向きません。 |
第3位:マイナビ エージェント

システム面での弱さが目立つため、利用するならマイナビ転職と併用するのがオススメです。
20代に強い!と言われていますが、実際のところは???という感じです。正直、20代であればどの転職サービスを使っても転職はうまくいきやすいです。なぜなら、若いということは大きなアドバンテージだからです。
過去にマイナビ エージェントを使ったことがありますが、併せて登録していたリクルートエージェントと同じような求人が多かったので、独自性はあまりなさそうな印象です。
求人数 | 上位2社と比べると少ないですが、転職サイトよりは多いです。 |
アプリ | なし |
検索機能 | なし |
支援ツール | なし |
第4位:エン エージェント

エン転職(転職サイト)は素晴らしい作りな一方、エン エージェントは求人数も少ないので、エン転職と併用するならオススメという感じです。
いや、むしろエンエージェントは使わず、エン転職のみでいいと思います。もし、エージェントを使うなら自分ならリクルートエージェントを選択しますね。
求人数 | 上位3社と比べると少なく、転職サイトと同等レベルです。 |
アプリ | エージェントとの連絡、紹介求人の確認用です。 |
検索機能 | なし |
支援ツール | なし |
転職サイトへ登録する必要性は低い

ここまで転職エージェントの比較をしてきたのですが、転職サイトは登録しなくていいの?と気になる人も多いと思います。
まず、転職活動しようと思ったら最初に思いつくのが転職サイトですよね!でも、あえて登録する必要は無いです。正直、転職エージェントだけで十分です!
理由は大きく次の2つです。
- 求人数が少ない
- 求人の質が低い
さらに詳しく解説していきますね!
転職サイトは求人数が少ない
転職エージェントと転職サイトの求人数には、約40倍もの差があります。
- 転職サイトの最大求人数:約1.6万件(マイナビ転職)
- 転職エージェントの最大求人数:約45万件(リクルートエージェント)
転職エージェントの求人数比較

転職サイトの求人数比較

このように、転職エージェントだけでも十分過ぎるほどの求人を見ることができます。なので、あえて転職サイトへ登録しなくてもOKです。そもそも、登録しなくても求人を見ることはできるので!
転職サイトは求人の質が低い
どちらかというと、転職エージェントのほうが質の高い人気求人が多いです!
転職サイトと転職エージェントでは、載っている求人に次のような違いがあります。
求人内容の比較
例として、リクルートエージェントとリクナビNEXTを比較してみます。
まずは、年収700万円以上の求人。リクルートエージェントのほうが明らかに多いですよね。

次に、大企業(従業員数1,000人以上)の求人。こちらも、リクルートエージェントのほうが多いです。

こんな感じに、リクルートエージェントのほうが高年収・大企業の求人が多いんです!
リクルートエージェントとリクナビNEXTの比較についてはこちらでも詳しく解説しています。
必ず見るべき!口コミサイト4選

転職成功のためにも、転職の口コミサイトは必ずチェックするのがおすすめです!
口コミサイトを見る理由は、企業の悪いところを知るためです。
まず、転職に関するこれらの情報ソースには基本良いことしか書いてません。
- 転職エージェントの求人票
- 転職サイトの求人広告
- 企業の採用HP
でも、良いとこしかない企業なんて存在しないですよね!必ず、隠された悪い部分があります。それを、口コミサイトを使ってチェックして、その悪い部分を許容できるか?を確認してほしいんです。
なぜなら、入社後の「こんな予定じゃなかったのに…」というギャップを避けるためです。せっかく苦労して転職しても、予期せぬギャップがあったら困りますからね。。
なので、必ず口コミサイトで企業の悪い部分をチェックしましよう!
おすすめは次の4つです!
口コミサイトについては手間ですが、全部に登録することを強くおすすめします!!
大手企業ならどのサイトにも口コミが載っていますが、中小べンチャーだと載っていないこともあるからです。

口コミを一切見ないまま応募するのは危険です!!
ポジティブな情報しかインプットしてないと、企業の半分しか理解できてないのと同じです。繰り返しですが、悪い部分が許容できるか?をしっかり考えた上で、慎重に求人を選ぶのが大事です!
【迷ったらコレ!】オススメの転職エージェント

ランキングでもお伝えしたとおり、迷ったらリクルートエージェントに登録するのをオススメします!
オススメする4つの理由を解説していきます。
- 求人の多さが圧倒的
- アプリが使いやすい
- 紹介された求人以外も求人検索できる
- 職務経歴書作成ツールが有能過ぎる
求人の多さが圧倒的
リクルートエージェントの求人数は非公開求人も併せて約25万と圧倒的にNo.1です。
転職エージェントの求人数比較

しかも、ただ数が多いだけじゃなくて、次のように高年収・大企業の求人も多く揃っています。
- 約46%の求人が年収700万以上
- 約47%の求人が大企業
- 約28%の求人が上場企業
企業が採用活動をするときは、複数のエージェントに求人を出すことも多いので、一番求人数を持っているリクルートエージェントに登録するのが最も効率的です。
アプリが使いやすい
働きながらでの転職活動は常に時間がありません!
なので、使いやすいアプリがあるかは転職活動をスムーズに進める上では重要なポイントです。

そもそも、アプリが無いマイナビ エージェントは論外。
dodaとエン エージェントもアプリがありますが、私が実際に使ってみて次の理由からリクルートエージェントのほうが使いやすさは上でした。
リクルートエージェントアプリの機能としては、こんな感じです。
- 求人検索
- 応募
- 日程調整
- メール確認
ちなみに、画面はこんな感じです。シンプルですが、このアプリだけで転職活動は問題なく進められますよ!

紹介された求人以外も検索できる
ちゃんとエージェントと面談しても、紹介された求人がイケてないことは普通にあります。
- なんか自分の希望とマッチしないなぁ…
- なんかブラックなのばっかり紹介されてる気が…
こうなると、また紹介を依頼しないといけなくて、面倒くさいです。なので、自分で求人を検索して応募できることは、転職活動をスムーズに進めるために重要です!
ちなみに、自分で求人検索ができるエージェントは次の2つ!
- リクルートエージェント
- doda
ただ、dodaの場合は転職エージェントのサービスが複雑で使いにくいので、リクルートエージェントの方をオススメします!
職務経歴書作成ツールが有能過ぎる
転職活動の最初のハードルが職務経歴書の作成です。
もしかしたら、作ったことがある人もいると思いますが、これがめちゃくちゃ面倒くさい…。でも、なんと、リクルートエージェントとdodaは職務経歴書の作成ツールが用意されています!!
特に、リクルートエージェントのほうが完成度も高いのでおすすめです!
- スマホで職務経歴書が作れる
- 記入項目に沿って入力していけば完成
- Wordでのダウンロードもできる
ちなみに画面はこんな感じ。

実際の操作手順や、ツールを使って作成した実際の職務経歴書もこちらで公開しています!
参考:より詳細な各社との比較については次の記事で詳しく解説しています!
ということで、大手4社の転職エージェントを比較解説してきました!
ネットで情報収集をしていると、複数のエージェントを併用したほうがいいと書かれていることも多いです。でも、働きながらの転職活動は思った以上に時間がありません。複数のエージェントや転職サイトに登録すると、それだけで管理が煩雑になるので、オススメしません。。
もし迷ったら、リクルートエージェントだけに絞って転職活動を進めることを強くおすすめします!
もし、リクルートエージェントを使ってみようかなと思ったら、次の記事もぜひ参考に!リクルートエージェントのデメリットも踏まえて、詳しく解説しています。